RoomNumber 701   Ash





駅前の小さな大学につとめる万年講師のアッシュくん。

かつては大好きだった読書も仕事となるとちょっと重荷に。

2001年には論文を書いて博士になるぞ、と意気込んで、資料の読破にかかったのですが、

ほんの1ページも読まないうちに、

ああ、なんでこんなお天気の日に本なんか読まなきゃいけないの!と思い始めました。






外に散歩に行きたいなぁ、公園でガールハントがしたいなぁ、

なんだかマフィンが焼けるようなおいしそうなにおいもしてきたぞ・・・・・。

そんなことを考えているうちに、だんだんマブタが重くなってきました。

むにゃむにゃ、あれ、焼けたマフィンが飛んでいくぞ・・・・・。

お〜い!待ってくれよ〜。ぼくのマフィンちゃぁん。

アッシュくんは、きょうも仕事をしないで夢の中でかけっこをするのでした。







Photo&Story By MISATO